現代数寄屋再生プロジェクト

昭和30年代に平屋を新築、昭和50年代に2階が増築された現代数寄屋の再生工事。元設計は加倉井昭夫氏。 中古購入にてこの建物を手に入れたオーナーは、当初は新築で計画を進めていたが(既存建物は傾きもひどく、長く使われていなかった)、何度となくこの建物のしつらいを見て感じることにより、だんだんと意識も変わり、なんとかこの建物を再生できないか?という計画に変更となった。 全体構成はそのままで、根本的な構造の見直し(耐震補強/基礎補強/傾きの調整)、設備機器や使い勝手の機能更新、手の込んだ造作材やしつらいはなるべくそのまま再利用するという方向性にて、丁寧に仕事を進めていった。 解体時には丸裸になった建物も、安心して住める補強を行い、昔の雰囲気を保ちながら、現代にアップデートさせた。 様々な職人の方々に尽力いただき、完成までたどり着いた建物です。 (関知加子担当)

現代数寄屋再生プロジェクト