関建築設計室合同会社 | 埼玉県久喜市の一級建築士事務所
求められたのは、ゆとりのあるベッドルームと、マレンコソファとダイニングテーブルをゆったり置くことができる、広さと高さのあるリビングダイニングルーム。
このシンプルな要望に、廊下というつなぎの空間は不要と考え、
「ホール」+「ルーム」というゆとりのある構成としています。
・1Fは、ホール(エントランス、階段、EV)+ベッドルーム(洗面、トイレ、浴室、WIC)
・2Fは、ホール(階段、EV、トイレ)+リビングダイニングルーム(キッチン、パントリー)
ホールからアクセスするリビングは、天井高さ4mからの傾斜天井と、30畳あるスペースを、ボックス形状に配したキッチン壁の間接照明により、印象的な空間となっています。
開口部は、縦長窓をリズミカルに配し、ソファからイメージされるヨーロピアンな雰囲気を意識しています。
1Fと2Fをつなぐホールに位置する階段は、木造と鉄骨のハイブリッド構造として、今回の少し特殊な段構成を成立させています。